
暖かい河原の土手で
春を感じた。
つくしはもう探すことなく、たくさん現れていて
獲る僕を興奮させる。
あたまとハカマだけの出て来たばかりのもの
のびて千切られる時に胞子を蒔いていくもの
すっかり蒔き終ったもの、そしてスギナ。
なんだろう、このエネルギーは。
春のエネルギー。
エネルギーってアレルギーと似てる。
似て非なるもの。
方向が逆になってる。
つくしが枯れスギナだけになり
桜の花が咲き、そして散る頃
杉の花粉の飛散も終る。
そんな自然の流れのひとつひとつ。
何故、僕は
そのひとつひとつといっしょに
流れてはいけないのだろうか。
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