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2008年4月

2008年4月26日 (土)

洞察的想像力

芝居の勘とかセンスがあるとかないとかいう時のチカラ。
そのシーンの状況、人間関係、気持ち、流れ、場所
そして成立すべきことがその時分かっているのか、
その時々に何が重要で
表現として何を優先させるかを判断する。

これは観客としてお話を味わうチカラでもある。
もちろん演出や監督、全部のスタッフもこの作業を
行っている訳で、調和されていくべきものだ。

企画とかテーマとか原作とか前作とか予算とかの情報の
こびりついた台本を拝読し
自分なりの読後感をまとめることが仕事の最初だ。
その時にダイナミズムがあれば後は楽しい。
無い時は用心しなければならない。
トラブルが起こるのは百パー、無い時だ。

大したことないなと思う自分の心こそ大したことない心だ
                By 滝沢修大先生。

洞察力を上げることは必要なんだけど、
それに自信持っちゃうと現場でかたくなになってしまう。
お馬鹿で素直で従順な方がなんぼかましだ。
自分でホン書いたり演出してるとこういう失敗に出会ってしまう。
模索中でいいのだ。現実は分からないことだらけではないか。

自分を入れ込んだイメージが自動で流れ出せれば一段落。

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2008年4月24日 (木)

エネルギー

だいたい、役者をやりたいと言うやつは
皆、演技のエネルギーの洗礼を受けている。はず

自分にこんなエネルギーがあったとはと、びっくりする。
でもそういつもはやって来ない、あの大波。

ちょうど、マラソンランナーが疲れたゴール付近になって
観客の歓声を感じて、スピードをぐんと上げられる
火の様な、あのエネルギー。みたいな

小学校なんかの学芸会。
舞台できらきら輝いてる子供。
楽しそうな顔。元気、元気。
そのエネルギーに大人が感動する。

それは才能?
アイデアと一緒にやってくることもある。
それなら乗っかるだけでいい。
真実であることの証みたいな。
まぁ、とにかく身体と気持ちを軽くするエネルギー。

朝5時半集合でも、28時終了でも、休みが無くても
へっちゃらでニコニコウキウキしてしまう。
それはどこから湧いて来てるの。
その泉を見つけときたい。
蛇口があるなら開いておきたい。

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2008年4月13日 (日)

舌と声

取り合えず、10回分の題名が出来たので
そんなことについて考えてみよう。

毎週プラザウエストの音楽スタジオに
「加瀬メソッド基礎編上下」加瀬玲子著と
「発声と身体のレッスン」鴻上尚史著を
持ち込んでひとりで、うなる。
台本も好きなように読む。
柔らかく胸に声を響かせたい。
呼吸が変わるだけで全く違うものになる。

問題のある舌や声は誰にでもわかりやすく
現場でトラブルの的となる。
トラブルはあちらこちらに傷を作り、
その痛みは緊張となって俳優の作業を邪魔してゆく。
台詞が多くて…等と泣きを入れることも許される。

横隔膜は大きく動き、自然で力強い呼吸と共に
声帯が震え、身体に響き
舌がいつもの場所に軽やかに弾む。
カメラの前でリラックスすることが俳優の仕事だ
 By マイケル・ケイン
出てこい、心の声

鍵の掛かった防音室は
外への気遣いを忘れさせ
関心を自分だけに集中させる。
わめこうが泣こうがお構い無しだ。
自由ってこれのこと?

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