舌と声
取り合えず、10回分の題名が出来たので
そんなことについて考えてみよう。
毎週プラザウエストの音楽スタジオに
「加瀬メソッド基礎編上下」加瀬玲子著と
「発声と身体のレッスン」鴻上尚史著を
持ち込んでひとりで、うなる。
台本も好きなように読む。
柔らかく胸に声を響かせたい。
呼吸が変わるだけで全く違うものになる。
問題のある舌や声は誰にでもわかりやすく
現場でトラブルの的となる。
トラブルはあちらこちらに傷を作り、
その痛みは緊張となって俳優の作業を邪魔してゆく。
台詞が多くて…等と泣きを入れることも許される。
横隔膜は大きく動き、自然で力強い呼吸と共に
声帯が震え、身体に響き
舌がいつもの場所に軽やかに弾む。
カメラの前でリラックスすることが俳優の仕事だ
By マイケル・ケイン
出てこい、心の声
鍵の掛かった防音室は
外への気遣いを忘れさせ
関心を自分だけに集中させる。
わめこうが泣こうがお構い無しだ。
自由ってこれのこと?
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