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2008年5月22日 (木)

リラックス度と解放感

緊張感の張り詰めた現場の中で自分を解放しリラックスする。
どうかすると普段の生活の時よりも。
役者は解放が大好き。気持ちいいから。

スタッフは台詞さえなめらかに言ってくれればと思ってる。
しかし役者は解放しなくてはリラックスしなくてはと
踏ん張り、とち狂って台詞を飛ばす。
リアリティも実感も感情もリラックスの場にあると思うから。
現場に慣れない新人のような緊張に頬を痙らせての段取り芝居を拒み
出してしまったNGの後のTake2の中に落ち着きを取り戻したりする。
もちろんNGはダメだ。すべて一発で決めるのが優秀な俳優だ。

自分を解放しリラックスさせるのは技術。
としてあるにはある。
出来ない現場があるのはその現場の雰囲気のせいではなく
自分がその技術を習得していなかったためだ。
例えば、涙を流す。例えば、笑い転げる。
例えば、怒りに震える。例えば幸せなほほ笑みで見つめる。

目薬を持って行く訳ではなくマンガを持って行くでもなく
身体ひとつで現場に入り、何回でも再現してみせる。
そこに持ち込んでいる技術はなんだろう。
凝り固まった身体をほぐし、心をほぐすものは何だろう。

リラックス 度 と俳優力の処で書いた。
つまりリラックスしてればしてるほどいいのではないか
と僕は思っているのだろう。
応えるべき制作側からの要求にそんなものがあった験しはない。
けれども、解放感は俳優のスケール感だ。
制作側の要求に小手先で応えようとすればそれは小さくなる。

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