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2009年7月

2009年7月20日 (月)

うらわみこし

Urawafes_2
おみこしを担ぎました。
せいやそいや、わっせほっせ、といやおいや、よいやもいや、○o。+..:*○o。+..:*
なんて適当な掛け声なのに
ただ、集まってひとつのおみこしを担いで歩いているだけなのに
集団で長いダンスをぴったり振りを合わせて踊れた時のような
一体感やら陶酔感やら責任感やら解放感やら達成感やら
が感じられるなんて、おみこしはお得です。
おじいちゃん達がまた来年なぁ、なんて別れ方をするのもいい感じでしたな。
学ぶべきところ多く、越して来て2年半だけど、浦和すごいなぁと思いました、マル

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2009年7月17日 (金)

定期公演

基本に帰ろうシリーズ2

アクセスして下さってます皆さま。
いつもありがとうございます。
今夜は皆さまに向け書いてみたいと思います。
前回のブログが2日ですから2週間も空いてしまいました。
この2週間は僕の一つの転機としたいぐらい思い詰めてました。
ブログに向かえるということはだいぶ心も開いて来たのかしらと思ってます。

前に「自宅探偵こうじ君」というひとり芝居をやろうと書いたことがありましたが
第一回を来月の8月29日の土曜日に神楽坂で公演することにしました。
今こうしてブログを書ける精神状態になったのも
その台本が形になってきたと感じているからでしょう。
俳優牟田浩二の為に
制作牟田浩二が公演のセッティングをし
脚本牟田浩二がお話しをでっち上げ
演出牟田浩二が練り直す
この作業が精神衛生上いいものだとわかったので
制作はこれを毎月の定期公演として考えています。
どうせ、2月のセメ金の公演で1月は稽古ばっかりになるので
その前に8,9、10、11、12月と5本やっちゃえ〜と思っているのですが
まぁ、それは8月30日に決めることにしましょう。

僕もぷらぷらしてるのに一人前に家庭を持っておりまして
大きくなっていく子供を見ながらのらりくらりとやっておるのですが
この前、カミサンが胃が痛い、腰が痛くて眠れないと苦しみ出したので
近くの内科で見てもらったり総合病院で検査してもらったのですが
痛みは増す一方で激痛は身体全体に拡がって、もう死にそうだというので
救急外来に飛び込んで診てもらいました。
レントゲンを始めいくつもの検査をしてもらいましたが
どれも異常が無く診断がつかないのです。
検査料と時間だけがかかっただけで他の科への診断を勧められて終りです。
ウチに帰り、医学百科やネットで調べると線維筋痛症という奇病が見つかりました。
ウィキペディアや友の会のHPを見ているうちに、サーッと青くなりました。
これは人生を変えなければとても太刀打ち出来ない。
今までの生活はこれで終りだ!と思いました。
僕には彼らを支える責任があるのだと痛感しました。
カミサンも何で私がこんな病気に…と眠れぬ夜を過ごしました。
青山の受け入れ病院に電話したりもしました。
診断は痛みが3ヶ月以上続いてないと、というのには気が遠くなりました。
ところがその翌日位からカミサンの痛みが徐々に消えていったのです。
自然治癒することもある、とも書いてありましたが
一体なんだったのか、線維筋痛症ではなく別の原因だったのか
電気が走ったような痺れや背中を刺すような痛みは何だったのか。
結局、CTや血液検査の結果を聞きに行ってもわからないというのです。

そんな顛末を僕の役をテレビ番組のプロデューサとして、
奥さんを看病しながらも線維筋痛症の番組の撮影段取りを考える男
とその心の中に登場する自宅探偵こうじ君の活躍を描くお話しを
ここ何日かで作りました。
誰の為でも無く、僕自身のために書いたお話しです。
ひとりでしこしこと稽古に入ります。
忘れてましたがこれが僕の基本でした。

皆さま、お時間ありましたら8月29日土曜19時からの
神楽坂駅一分マッシュレコードのライブステージへどうぞお越し下さい!

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2009年7月 2日 (木)

恐怖心

基本に帰ろうシリーズ

「波止場」のDVDを観たら、
ロットスタイガーもそのインタビューVで
歴史的名シーンと言われることとなる
天才マーロンブランドとのタクシーシーンが
恐怖との闘いであったと告白していた。
スタイガーは続けて
「しかし恐怖心こそ創造力の生みの親になり得る。
これはムリだと恐怖におののく時
ある程度の才能があって何とかその場を切り抜けると
恐怖のエネルギーが創造力になっている。
それが実力以上の力を出させるのだ。」

無名だったスタイガーはこの演技によって
アカデミー賞にノミネートされ
俳優人生を大きく花開かせた。
ついには「夜の大捜査線」で最優秀主演男優賞を獲ったのも
彼に言わせれば実力以上の力を出したからだろう。

「波止場」での彼の恐怖とは何だったかというと
彼のアップのカットの時に監督が既に名演技をし終えた
ブランドを帰してしまっていたことから来ていたものだった。
自分への扱いを大監督やブランドからの最悪の評価と受け取ったのだ。
彼は記録係を相手に
守るべきは自分の命かそれとも愛する弟の心なのかの選択を迫られた
暴力団会計士のクローズアップを演じきった。
それを切り抜けさせたのが「ある程度の才能」だと言う。

さて見方を変え
スタッフ側からすればつまり
ひどい扱いをすればするだけそこを突破してくる才能に出会える訳だ。
出て来ないならクレームを付けて製作費を捻出すればいい。

俳優は現場に来た時から評価Aを貰おうと考える。
いい扱いをしてもらい気分良く演技して素晴らしい!と言われて帰りたい。
でなければ次の仕事は無いからだ。

しかしスタッフにとって現場は試行錯誤の創造の場だ。
完成させた後にしか確固たる評価はやって来ない。
視聴率や動員数の数字の責任を取るのはスタッフだ。
そのズレに俳優が気付かなければ、俳優は必ずスタッフに負ける。

とは言え、スタイガーのエピソードは僕たちを力付けてくれる。
俳優の仕事が何かを規定してくれるからだ。
思い返せば気の弱い僕は何度となく現場の恐怖に潰されてきた。
まだ俳優として仕事をしているのが不思議なぐらいだ。
初心忘るべからず。
基本に帰り、慣れない現場に行った頃の恐怖を思い出そう。
そしてそこにあった俳優としての夢も思い出そう。
何度も手放してしまった夢をもう一度握りしめよう。

行くしかないと踏み切ることが出来れば
引き止めていた力を緩めることができれば
引っ張り合ってたもう片方に焦点を合わせ
平気な顔をしてるもうひとりの自分を見つければ
体がふわふわと走り出すのを見守って手放せば
時間が止まったような静寂が訪れる。
その場を こけおどしの場を
どうか走り抜けてってくれ。

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