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2010年6月18日 (金)

セドナ演技

他人に見せることを前提に始める作業ではあるものの
演技というのはほとんど内面的な作業である。

企画が決まり物語が出来て登場人物や状況設定が作られ
台本が出来上がってきて初めて、俳優の仕事が始まる。

現場でその時の制作側からの要求に技術的に応えること。

本番、よーいスタート!の瞬間のたびに
台詞の論理と裏付けの感情が何度でも内面で存在していること。

その時に引き出す感情や感覚を取り扱う技術。

それは俳優にとって重要な内面的技術だ。

メソード演技では自分の実生活での感覚や感情を記憶し必要に応じて引き出す。
メソードについてはスタニスラフスキーからストラスバーグ、
また最近のものまで専門書がたくさんあって、
いろいろな演技状況で様々な具体的な対処方法が研究されている。

僕の野望はセドナメソッド俳優という聞いたこともないようなものを確立すること。

それはメソード俳優と呼ばれたマーロン・ブランド以降の
アクターズ・スタジオの俳優達に対抗してみようという試みである。

うん、かなり大変だけど、やりがいあるよね。


さて、セドナメソッドでは
今この胸に訪れた自分の感情と意識的に向き合う。それは

9つの感情
 無気力、悲しみ、恐れ、渇望、怒り、誇り、勇気、受容、平安
とすれはどれということになるか。

そしてそれはどこから来たものか。

4つの欲求
 制御 承認、安全、分離
とすればどの欲求なのだろうか。

この自己探求ともいえる作業。おそらくこれに大きな価値があるのだろうが
この作業がとても気持ちよくて快感であっという間に幸せに出来てしまうところが
セドナメソッドの凄いところなのだろう。

セドナメソッドは原因や責任を問わない。
何故俺はこんな気持ちなのか、なんのせいか、どうして憂鬱なのか。
それをしない。やめる。
その答えを求めない。
LET GO ただ手放す。解放する。

実は演技中の俳優も同じような作業をする。
答えは台本に書いてある。
イライラしている男A「ふざけんなよ!」と書いてあったら
内面にイライラを訪れさせ、そのまま解放する。
カメラ位置が変わりもう一度
内面のイライラをつまみ上げ「ふざけんなよ!」そのまま解放する。

そうするとその結果、
この男Aは相手を制御したかったんだな、でも出来なかったんだな。
とシーンのリアリティが成立し物語が進行することになる。

役者は三日やったらやめられないというが
セドナメソッドもその度に快感を味わうことが出来る。
演技というものが誰にでも備わった本能であるように
感情を解放するということがとても自然なことだからだろう。

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受信: 2010年6月18日 (金) 16時09分

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