ジグゾーパズル と オーディション
パズルをハメていく時に思うことは
そのままオーディションを受ける時もに役に立つ。
はまらないことを気にしない。
よく何人かでやると、ピースをはめようとしている誰かに「それ違うよ、ほら!」
などといらんことを言うことがある。
違っていること、はまらないことを他の人は勿論、自分でも取り上げて気にすることは
百害あって一利なしであるとパズルをやったことのある人なら皆んな感じているだろう。
そうなのだ、オーディションに落ちることはそれと同じだ。
はまらないなとイライラするなんて何のためにパズルをやっているんだ。
落ちたオーディションはスッパリ忘れる。
受ける前も落ちるかなとか、こりゃダメだと
いらんことを気にすることで得られることはまったく無い。
似たピースはくっつく。
色や模様が似ているピースを見つけて集めておくとはまる。
そのオーディションがどういうモノなのかがわかれば
自分のイメージがその作品と同じようなものであれば
その製作チームとくっつくことが出来るだろう。
ピースはその中の一部分である。
パズルがはまった時には、あそ〜かコイツここのこれだったんだという感慨がある。
自分の中にオーディションに呼ばれた役に相応しいものがあるはず。
その自分の一部分は今回の作品全体のやはり一部分になれるはず。
すべては繋がっている。
ひとつのピースが四方のピースと繋がっているいるように
自分もこのオーディションという場で出逢う人々全てと交流することが出来る。
キャスティングさんと交流し審査員の皆様と交流する。
自分がどういう人間かを知らせると同時に
彼らもどういう人間かを知らなければならない。
どこかに必ずはまる場所がある。
ジャラジャラとピースをかき回してるばっかりで
こりゃ一つも入んないよと思う時もある。
しかし、完成してみれば、あれはここだったし、これはあそこだったのだ。
あきらめなくて良かった。こうして立派に出来た。
オーディションもそうだろう。
めげたりあきらめたりする必要はない。
すっとハマる感じが最高。
未だ未完成のパズルを眺め、置いてあるピースを眺めていると
すっと手が動いて、くるっと回し、すっとはまる時がある。
この感覚こそがオーディションの自分の演技を形成する時に大事なのではないか
と思ったのがこのブログのキッカケだったんですよね。
わかるところからはめていく。
まず周りからとか、字が書いてあるとこからとか、パズルはそう作っていくしか無い。
オーディションも得体の知れないわけわからないどうすることも出来ないものと
何の戦略も計画も立てず順番に並んで受け流してしまうことも出来る。
しかし、できると思ったことは積極的にやろう。
写真は玄関に飾ったラッセン「永遠の一瞬」
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コメント
わかるところからはめていく。
大切なことですね、
おそらく生きること全般において。
自分が何をしたいのか、
本当の自分の願望とは何なのか、
「まず行動せよ!」って言われてもねぇ…みたいに、
あてどなくぐるぐると思考だけで自分探しをしている人には、
ぜひつかんでほしい感覚です。
さて年末ですね、、、、
うまくいったことも、うまくいかなかったことも、
すべて完璧なタイミングで起きたんだと胸におさめ、
また新たな一歩を踏み出します。
次にはまるピースは、ど〜れかな?・・・・
投稿: あらいぐま | 2010年12月21日 (火) 12時06分
あらいぐまさま〜_/\○_
毎度ありがたいお言葉ありがとうございます
おかげさまで今年も幸せな一年が過ごせました
どうか来年もお付き合い下さい


投稿: ミュウ | 2010年12月21日 (火) 15時25分