テレビりょく
夏休みということで
家族で、お台場合衆国に行った。
平日だったが、混雑していて行列に並び続け、
フジテレビ本社屋を回るだけで日が暮れてしまった。
テレビ局をテーマパークにする。
人気番組をブース化というかアトラクション化する。
今だけのここだけの情報を提供する。
ショップや商品と連動させる。
日本経済の一端を担うフジらしい催しで
ウチでゴロゴロしてれば使わなかったはずのお金を
ここに来たが故に支払う必要に迫られまくってしまう。
あ、これ見てる知ってる好き好き!というテレビの力が
すべてのアトラクションと商品に魔法をかけている。
放送という当たり前の情報源。
みんなが観ているというテレビ番組。
歓声と人混みの中で実感した、そこにあるちから。
役者をはじめ業界人の生活費も
広告代理店が高層本社ビルを持てるのも
もちろんメーカーが利益を上げられるのも
その大きな力があってのこと。
テレビを観て気分を変え、テレビを観て生活を変える。
もしかしたら、この僕もこれからどう生きて行くかを
テレビドラマを観て決めて来たのかもしれない。
自分の力ではないその大きな力を僕は受け入れているのだろうか。
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