山に登れば
写真は神戸の六甲山。44年前とかかな。
一週間前に奥秩父の三峰山に家族で登った。
その一週間前に二人芝居で「とにかく頂上まで登って一度頂上からの景色をちゃんと見てこいよ!」
と繰り返し言っていたので、二時間かけてやっとこさ登った三峰神社からの景色を見ても、
いまだ芝居の中にいるようだった。
つまり芝居は終わったんだけど
「頂上からの景色っていうのは、そういう達成感だ」
って台詞をまた解釈し直すために登ったという…
そういうっていうのはどういう…ま、こういうことか…みたいな
山に登れば、僕の体は山の頂きの上にある。
当たり前だけど…
舞台の上に体があれば、お客さんの前に体をおくことになる
その体の中に、表面に何があるのか、どういうものを作ってあったのか、
が問題な、ま大切なわけで、
とにかく台本を何度も解釈し直すことしかやってなかったわけだけど、
思いついたことや託されたことを体にくっつけてったわけで
ま、でも自分としては結構、登れたような気がする。
うん。
で、ここから、また、登りたい。
おりずに。
連なる山へと、このまま行ってみたい。
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